矢印
Posted by Technohippy Mon, 20 Nov 2006 13:41:00 GMT
オライリーの「MIND HACK」 #97 に「矢印が物を指し示す記号として有効なのは簡略化された目だからではないか」という著者の仮説(というほど正式なものでもないけど)が出てきます。
で、それを読んだ瞬間に個人的には、そりゃねーだろ、と思ったわけです。だって矢印って横向き(←)よりも縦向き(↑)の方が指し示してる感強くないですか?横ならともかく縦向き矢印は目を模してるとは言えんでしょう。
今ちょうど家の前の道路のアスファルトを引き直してて、センターラインは仮に細い点線が描かれてるだけで車線が分かりにくいからか、地面に進行方向を示す矢印も引かれてます。それに沿って自動車が走るのを見ながら歩いてて思いついたんですが、矢印が視線を誘導するのは水面を進む何かがたてる波を想起させるからじゃないんでしょうか?
一般に人類がサルから進化するきっかけになったのは森林の減少でサバンナに出て生活するようになったからだと言われてるんですが、それとはまた違ったやや異端な説としてアクア説というのがあります。
Wikipediaから引用してみますと、
ヒトがチンパンジー等の類人猿と共通の祖先から進化する過程で、水生生活に一時期適応することによって直立歩行、薄い体毛、厚い皮下脂肪、意識的に呼吸をコントロールする能力といった他の霊長類には見られない特徴を獲得したとする仮説。
まぁこんな説です。
で、矢印への反応がもし本能的なところに根ざしてるなら、それはこのアクア説を指示するものになるんじゃないか、というのが今回なんとなく書いてみたくなったトンデモ仮説です。
といったって証明方法なんて知りませんが、まずは人類以外の霊長類が矢印にどう反応するかを見ると面白いんじゃないでしょうか。一般に他の霊長類は視線を追いません。彼らには白目がほとんどないので仲間の視線を追えませんから。(ただし「顔の向き」には反応します。例えば正面に立っているサルの後ろを覗き込むとサルも気にして後ろを振り返ったりするそうです)
もし簡略化された目として矢印が認識されるならサルは全く反応しないと思います。そうではなくて水面に立つ波や土煙なんかの軌跡として認識されていれば他のサルや、それ以外の水生の実験動物がなにかしらの反応をする可能性もあったりなかったり。
秋の夜長になんかそんなことをつらつら考えました。結論も落ちも無し。
